岸田劉生展
東京ステーションギャラリーで開催中の「岸田劉生展」に行ってきました!
岸田劉生《麗子肖像(麗子五歳之像)》
上の作品は、愛娘の麗子を描いたもの。
下の作品は、代々木の風景を描いたもの。
どちらもすごく細かくて写実的ですね。
実は岸田劉生は、西洋画の影響を大きく受けたのですが、その相手がデューラーやヤン・ファン・エイクなんです。
どちらも細密描写が特徴の写実的な画家です。
デューラー《自画像》
ヤン・ファン・エイク《アルノルフィーニ夫妻像》
自身が受けた影響を素直に受け止めて、それを高めていく・・・。
「口で言うほど簡単では決してないこと」を見事に成し遂げた画家であるという印象を私は受けました。
みなさんはどんな印象を持つでしょうか?
是非、本展を訪れてみてください。